きょう また夏がきてなにごともなく過ぎるだろう狂騒と焦燥で一日は たやすく明けた
腹を減らして 歩いた金がなくて 笑ったいつでも夢を、と昨日も そう思った
あれらは 幻だったのか?わたしはむなしいものではなかったとうたう歌のなか
時の向こうの あの頃に解けない謎をおいてきて夢みた日から 今日までをさがし物して 歩いている